学歴怨恨は恐ろしいことを知るべし、飲みサークルの愚か学生たちよ

 仕事が終わり、夕方、スロープを降りていこうとしたところで、中年男に、「先生か」と声をかけられる。  「高田馬場での、早稲田の学生のゲロはひどいものだぞ。三田や四谷ではこんなことはない」と。  少し聞いていると、事務所に苦情を言いに行ったようだった。しかし「事務所のカウンターで苦情を言っても、そこまでだよ。あの建物の上に…

続きを読むread more

森ゼミ 冬合宿 2015

 昨年は、ゲロメートル地帯、粗相をしたため、初日受付で管理人さんから、「2日間続けて懇親会やるのですか」と無愛想に釘を刺される。出発前、すべての部屋について、ゼミ長と私が立ち会い、管理人さんの検査。ははは、今年は昨年の私の大目玉が効いて問題なく終了した。文化構想学部開学から9年、文構・森ゼミになって7年14回目の合宿。  2日目の…

続きを読むread more

ブラックバイトに学生が餌食にされる原因

 「ブラックバイト」が問題になっている。世の中に本当の凶悪な人間が多くなったというのは間違えないが、さらに二つ明確な理由があると思っている。    ひとつは、学生たちの中には、アルバイトをする際に、あまりに無防備な人がいるということ。求人雑誌、求人広告のメッセージを十分に読み切れない無垢な学生が多すぎるということ。「うちはブラッ…

続きを読むread more

ヘルムート・シュミット元西独首相の死

 1977年10 月、大学2年生の秋だったが、日本航空旅客機がバングラデシュのダッカで日本赤軍にハイジャックされ、日本政府福田内閣は人の命は地球よりも重いとして、日本国内に収監されていた赤軍派のみならず、指名された殺人犯まで釈放し3億円もつけて、引き替えに人質救出をした。その2週間ほどあと、ルフトハンザ航空機がドイツ赤軍に呼応したパレス…

続きを読むread more

キャンパスには、泥棒がいる。

授業を担当されている先生方へ 10月6日(火)戸山キャンパスの教室内で連続して盗難が発生しました。 学生に注意喚起を促すため、先生がお持ちの授業の開始前または終了時に以下のことを学生に向けてアナウンスいただきたくお願い申し上げます。 大変お手数をおかけしますが、ご協力のほどよろしくお願いいたします。 ----------…

続きを読むread more

早稲田「ヨーロッパ拠点」閉鎖ということ

 1990年代はじめにボンにヨーロッパセンターが出来たとき、なぜ「ボン」かと多くの人が思った。今や、ボンが、かつての西ドイツの首都だったということを知らない人もいよう。なぜなったかは、たまたまさる総長経験者が、ここの大学で学んだのだろうということくらいしか理由はないだろう。  設立当初、このセンターは大変広いフロア面積を持っていて…

続きを読むread more

私の著作

 『逗子の市民運動』(1996年)から『石原慎太郎の社会現象学』(2015年)は、日本についての政治社会学研究。市民運動と、それ以後のポピュリズムを主題に、日本の民主政を主題にしてきた。『アルフレート・シュッツのウィーン』(1995)『フリードリヒ・フォン・ハイエクのウィーン』(2007)は、社会科学のオーストリア学派をめぐる研究であり…

続きを読むread more

苦慮すること・・・

 「安全保障関連法案に反対する早稲田からのアピール」。こういうのが、大隈侯爵の写真とともにあちらこちらから回ってきて苦慮する。私は、改憲派ではないし、第9条第1項、第2項ともに維持が前提だし、「集団的自衛権」という概念を自民党が意図的に誤読しそれを流布拡散することを悪だと思うが、日本国憲法の硬性には疑問がある。  かつて私の「アル…

続きを読むread more

キャンパス企画部というところ

 6月教授会、旧知の佐藤キャンパス企画部長以下、クールビズ期間にもかかわらず背広に身を固め、一個連隊が肩で風を切ってさっそうとやってきた。早稲田大学がエリート部隊「キャンパス企画部」。戸山キャンパスにある記念会堂を建て替えるのだと。完成予想ビデオを鼻を膨らませて得意げに語る職員。キャンパス企画は、われらがやっていますということか。 h…

続きを読むread more

7月定例会

 合宿での報告をもとにプロシーディングスを制作中だが、「先輩講演会」もあり、7月定例会で懇親をした。OBも参加し、楽しい夕べとなった。 合宿での報告をもとにプロシーディングスを制作中だが、「先輩講演会」もあり、7月定例会で懇親をした。OBも参加し、楽しい夕べとなった。  懇親会は「だるま」。私が学生の頃からあるところ。仕切りを挟ん…

続きを読むread more

先輩講演会

  毎年恒例となった先輩講演会「仕事をするとは」。社会の最前線で活躍している、森ゼミ、文化構想学部となった第1期生から現役ゼミ生たちへのためになるお話。たいへん気の利いた上手な話で、質問もたくさん出て講演会は盛り上がる。入社5年、昨年地方赴任から東京に戻り、まさにたくましくなった。人は、自分の力で、そして友とともに育っていく。

続きを読むread more

今年上半期も終わり

 正月に提出した原稿が、『社会学史研究』37号に活字となり、イタリアから頼まれた原稿が出来上がり編集者に送る。2015年上半期の物書きは、これで終わり。明日から次の話に。  正月に提出した原稿が、『社会学史研究』37号に活字となり、イタリアから頼まれた原稿が出来上がり編集者に送る。2015年上半期の物書きは、これで終わり。明日から次の話…

続きを読むread more

素敵なコラム

このコラムニストいいな。 『日本経済新聞』本日2015年6月11日付のコラム「春秋」は、素敵な文章だ。  「大日本帝国の贅沢(ぜいたく)品」。作家の三浦朱門さんは、旧制高校というものをこう言いあらわしている。なにかと窮屈な戦前の世の中にあって、ここだけは別天地だったという。若者たちは自由と自治を謳歌し、哲学や文学に親しみ、…

続きを読むread more

社会学的には、どう説明できるのか? と問われて

 ふと何人かの知人、友人、学生から、こういうのは、社会学的にはどう説明するのかと繰り返し聞かれた。安全保障法案と憲法学者の問題である。何だかや、藪から棒に聞かれ、喋っているうちに、社会学的に少しまとまった。  昨年、安保法制懇談会の報告書が出て、その筋で閣議決定ということにした。この懇談会には、当初より憲法学者がいない。同一指導教…

続きを読むread more

リスクにつけるクスリはない

 驚くのは、件名「医療費通知」のメールを開いていること。これは、昨年11月に厚労省保険局保健課が、ウィルスメールであることを各健保に通知し、各健保は組合員に一斉警報している。私のところもそうウェブ掲示された。にもかかわらず、健康保険組合と同じように、厚労省の監督下にある年金機構、当然、定期的に監査を受けているはずのところの職員?が、…

続きを読むread more

マニュアルがあってもマニュアルどおりできない人のマニュアル社会の行方

年金機構の情報漏えいに思う  「不正メールを開いてしまった」、「パスワードを設定していなかった」など、マニュアルでしか遂行できない労働を、そのマニュアルにも従うことなく行っている状況に、あれこれ考え、私が責任者の担当部署に「われわれのところは大丈夫だろうな。点検報告を欲しい」と電話する。  事務支援ロボットや、事務支援ウェ…

続きを読むread more

すーぱー・ぐろーばる・ゆにばしてぃ

  「SGU」という言葉があり、それに関わっていたり、プロジェクトリーダーなどとなると、それはそれは大学教授でも凄いのだそうだ。「super global university」の略称で、文科省、国から莫大なお金が落ちてくる。早稲田大学もそれを受けていて、その分野で世界のトップ大学をめざすのだそうだ。しかしこんな名称、世界に通じるのか?…

続きを読むread more

私の著書目録

 『逗子の市民運動』(1996年)から『石原慎太郎の社会現象学』(2015年)は、日本についての政治社会学研究。市民運動と、それ以後のポピュリズムを主題に、日本の民主政を主題にしてきた。『アルフレート・シュッツのウィーン』(1995)『フリードリヒ・フォン・ハイエクのウィーン』(2007)は、社会科学のオーストリア学派をめぐる研究であり…

続きを読むread more

ミルクホール正常化 17周年

 明後日から大学はGW。もう知る人も少なくなったが、GWは、私にはミルクホール正常化の想い出と重なる。17年目となる。    戸山キャンパスがリニューアルされ、ミルクホールも新しくなった。 http://www.f.waseda.jp/wienmoto/Japanese/Histories/Milkhall/Html/M…

続きを読むread more

「粛々と」から「計画どおりに」への計算

 「粛々と」はもう使わない、「計画通りに」ということだそうだが、知事を支える基盤を知事自身が、どれくらい一枚岩にすることができるかでこれからのすべてが決まるだろう。ある学者の見方では「圧勝」ということなのだろうが、つい「菅が圧勝か」とも思った。池子米軍住宅建設反対運動、1988年当時の首相竹下登は、逗子市長選挙緑派市長再選勝利に対して、…

続きを読むread more

大学で、もっと教えてもらうべきだったよ、記者くん

 相変わらず、馬鹿な調査記事しか書けんな、この新聞はと、つい思う。研究を、どんなふうに時間で計るのか? 授業の準備をするのは、当たり前だろ。研究だけやるんなら、大学教員なんかやめても研究はできる。こんな数字見ただけの煽り記事で、この新聞のこの部門はいつまでもつか? もともと研究などできぬ教員を雇っているとも読んでみようとは思わないのか?…

続きを読むread more

文キャン・スロープ 今と昔

 戸山キャンパス、通称「文キャン」の新築とリニューアル工事がようやく終わり、数年ぶりに、スロープが全面開通した。たしかに綺麗にはなった(左)。2007年から工事準備に始まり、長すぎる工事でスロープは半分工事車両が通るため閉鎖されていたから、今の学生たちは、実は昔の文キャン スロープを知らない。  ようやく工事が終わったとい…

続きを読むread more

「森は、なぜ大学院を辞めるのか」と言われたが・・・

 成績や入試などの業務が終わり年度末の打ち上げというか、この年度で退職する人の送別会というか、合わさったものがある。そこで今年度で退職するサンスクリットの哲学者と、もうすぐ退職することになるエクハルトが専門の哲学者、ともにドイツ留学経験があり学位も取得したふたりに、「森は、なぜ大学院を辞めるのか」「学部から、これはと思う学生を教え育てて…

続きを読むread more

見えるところだけ綺麗にしても・・・

 写真は、左から法学部、商学部・国際教養学部、政治経済学部・グローカルエデュケーションセンター。鎌田総長、島田副総長・キャンパス企画担当常任理事、ご自慢の建物群。そして、間もなく、戸山キャンパス、文化構想学部・文学部の新33号館とともにリフレッシュされた建物群がオープン。  4月になれば・・・ ということだろうが、寒い中、雨続き、…

続きを読むread more

Next Society

 ヨーロッパ中央銀行も量的緩和、ゼロ金利政策に舵を切った。今月のMerkurに、Dirk Baeckerが、ゼロ金利政策が、Next Society の一歩だと書いていた。近代人の時間感覚、空間感覚が消えるということを、ここに理解せねばなるまい。昨年のある意味でのベストセラー、野口悠紀雄『仮想通貨革命』にも、独裁制と民主制とは違…

続きを読むread more

50代を終わるにあたって、

50代の10年間を振り返って、 2004年 9月 「ウィーン・早稲田ジョイントセミナー」 ウィーン開催。教務担当教務主任。 2005年    役職業務、無意味、非生産の愚かな1年     12月 若い学生担当教務主任を閉門間際脅迫した学外者を後日、捕縛。警察に突き出す。 某新聞「…

続きを読むread more

鎌田2期、大学は、いったいどこに行くか?

 教職員の給与水準は、下がり続けている。教員の個人研究費は、半減。授業料は、毎年上がっている。鎌田2期目。私は、こんな張り子の虎のような人には、一票を投じなかったが、それでよかったと思っている。祝賀パーティや忘年会は、華やかなほうがよいということなのであろう。 http://www.waseda.jp/top/about/work…

続きを読むread more

剽窃防止のための類似度とは?

 今や、剽窃ハンターが獲物を求めてそこらじゅうにいる。「大学総合研究センター」というところは、実は剽窃ハンター訓練所である。情報企画部というところの職員が、あらゆる教員の動静を監視している。  ところで彼らの武器、剽窃発見ソフトだが、どれくらい凄いのか。最初の写真のように、どのような論文、レポートも、pdf、docなどの一般的な文…

続きを読むread more

「剽窃」の構成要件は「詐取しよう」という意図の有無のはず、剽窃検知ソフトの機能ではない!

 Merkurというドイツの知識人のための、たいへん高級な雑誌を、25年ほど定期購読している。私も、そういう教養人になれればと願って。月刊でさすがに書庫が一杯になる原因だったこともあり、今年初めからe-bookにした。その12月号、剽窃について二つの事例に触れたアーティクルがある。新幹線での出張行き来、危うく乗り過ごすほど、引き込ま…

続きを読むread more

鎌田二期目出立に思う

2011年の3月卒業式後の博士号学位授与者懇親パーティの時だった。就任間もない鎌田薫総長と立ち話をすることができた。私は、1期だけだとおっしゃっていた。  その昔、早稲田祭教職員側委員でご一緒したことがある。早稲田大学は、1970年代から革マル系元学生主導で、学費値上げの度にストライキがあり、後期試験がレポートに切り替え流され…

続きを読むread more

つまらぬ単位取得だけの勉強や、就活心配などよりも、世界を見て歩こう

 1980年9月のベルリン ブランデンブルク門を東ベルリン側から撮った写真。こういう写真がもう二度と撮れなくなるとは思ってもみなかった。手前にまだ「壁」が見える。この年、ウィーンに1年いた。せっかくだからと、東ドイツも見ておこうと思い、ずいぶん苦労してビザを取得、ウィーンからグミュンドを経て、チェコ領内チェスカベレニース、プラハを経て、…

続きを読むread more

落ちるところまで落ちる学者、研究者

 神戸市立外国語大学、京都府立大学、龍谷大学のサイトを見ると、そのトップに剽窃した教員の所業と、懲戒の説明が上がっている。私より少し年上の人だが、この人の「学者」人生とはいったい何だったのかと、驚く。  どこの大学も、「防止」「防止」と言うが、防止よりも何よりも、大学というところの研究者、教員のモラルは落ちるところまで落ちており、…

続きを読むread more

『理論社会学 -社会構築のための媒体と論理』東信堂

 7年ぶりで、著書を刊行した。A4版216頁 2400円。かなりの量の図版と記号式も入り、組み版に5ヶ月近くかかってしまった。内容は、日本の理論社会学に、これまでない新しい知見。たんなる出来事紹介本ではない。理論とは、こういうものだという専門書。勉強をして、教養を身につけ、社会を見る目を養いたい人は、読んで損はないだろう。 7年ぶりで、…

続きを読むread more

一級職員からのお返事への返事

 早稲田大学の教職員は、一級教職員とそれ以外から成っている。私は、1985年就職以来、それ以外の部類にいる。教員が、本部の部長やセンター長に成りたがるのは、そもそもの権力欲もあろうが、一級職となり、飛行機が、級外教員は当然エコノミーだが、ビジネスを飛び越えファーストクラス利用となるからである。教務部長や国際部長など、事務部長というバック…

続きを読むread more

早稲田大学をどこに連れていくのか?  -鎌田薫の無神経

 総長室経営企画課という部署があり、ここが大学を動かすエリート職員官僚の巣である。そこが企画したのか、広報室が企画したのか、総務部が考案したのか、それは今ではなすりあいだろうが、左のような早稲田ベア。その右は、これまでもあった、おそらく大隈重信のオオクマを、大熊にした、オヤジギャグの延長。  そこまでで止めておけばよかったと思う。…

続きを読むread more

「特殊」の意味

 昨日の『朝日新聞』記事、白井前総長、そして退任前に自分で造ったポジション学事顧問でいらっしゃる人が、STAP細胞の事件は、特殊な問題であり、日本の科学全体のそれではないと言っていることが書いてあった。何が「特殊」かと言えば、それは、おそらく早稲田大学で博士号を取得して、再生医療の道に進んだとうことなのだろう。  本日、9月23日…

続きを読むread more

特殊なのは、あんただろ?

  9月23日付『朝日新聞』 耕論に書いてあること。そして思うこと。  「STAP細胞論文をめぐる研究不正問題 ・・・ 一つの特殊な事例であって、これをもって日本の科学研究全体の問題と捉えるのは間違いだ」「各研究室が徒手空拳で東京大学と競争しても勝負になりません」「権限を裏付けるようなカネを学長に与えるべきです」・・・…

続きを読むread more

Real を True だとする愚

 その昔(1996年9月から1998年9月)、学生担当教務主任をやっていた。同時期、早稲田祭教職員側委員というのもやっていた。学部長から求められた仕事は、30年にもなろう間、さるセクトにより占拠された空間の正常化、教学空間内での人身攻撃看板禁止と拡声器使用禁止ということであった。どれも私の奮闘で達成しており、感謝状でも出てよいくらいだと…

続きを読むread more

コケにされている早稲田大学、いやこれが実力だろう!

『朝日新聞』2014年8月24日、日曜日の読書欄。『博士の社会史』という本の紹介だが、そこに合わせて載せられている「イメージ?」写真。たぶんそういうことなのだろう。早稲田大学鎌田薫総長、となりは橋本周司教務担当統括常任理事・理工学術院教授、兼(就任後着々と作り上げた所領)「大学総合研究センター」なるところの所長という役職大好き人間が…

続きを読むread more

森ゼミ 2015プロモーションビデオ

   文化構想学部、3,4年生の2年間は、ゼミナール。チームワークをつうじて、人生の仲間を得ることができます。面白い人、ユニークな人、歓迎します。  こんな雰囲気ですという、プロモーションピデオをご覧ください。  http://www.f.waseda.jp/wienmoto/Japanese/Lesson/KouchikuM…

続きを読むread more

ゼミ 春学期打ち上げ

春学期と言いながら、7月31日が、ゼミ打ち上げ。たいへん仲のよいゼミ。学生生活後半のゼミ2年間、最も大事なことは、ひとつのことを協同で創り上げていくこと。グループワークを離れて、夏休み、大いに遊ぼう。javascript:void(0) 春学期と言いながら、7月31日が、ゼミ打ち上げ。たいへん仲のよいゼミ。グループワークを離れ…

続きを読むread more