理科系科目が増えれば女は不利という言い方は、きわめて不謹慎!

 理科系科目が増えれば女は不利という言い方は、きわめて不謹慎。そういう育て方をしている日本人社会に救いようのない深刻な問題がある。

画像 31年大学教員をやっているが、知る限り1人医者になった森ゼミ卒業生がいる。1991年東京都知事・練馬区長選挙投票行動調査をした実習ゼミだった(http://www.f.waseda.jp/…/J…/Histories/Html/researchsemi.html)。このゼミは、みんな仲がよく、今もつながっている。

 医者になったのだが、しかもアメリカで。その医学部も誰もが知る世界で一番有名な大学。彼女が私に推薦状を書いて欲しいとメールをしてきたとき、「私のでよいのか」と尋ね返した覚えがある。

 卒業後、ある大手銀行に勤めたが、数年後、かねてからの夢を果たしたいとニューヨークのやはり最も有名な大学院へ留学。今では日本でもある公共政策。そのときの推薦状は、多少は関係があることもあり、頑張って書いた。現地で仕事をして、数年、いろいろなことがあったのだろう。救急医療に携わりたいということでメールをもらった。

 いろいろ聞いていたら、アメリカで医学部へ進学するには、アメリカ国内で微積分を学んだ証明が必要なのだそう。そのために、今、ニューヨークの夜間高校に通っていますとメールにあり、それにも仰天した。私の推薦状は形でしかなかった、彼女の実力と熱意が道を拓いた。

 理数系を増やせば女は不利というようなことを思う社会は、徹底的に変えなけれならないし、彼女が今、アメリカの病院で医師をしているのは、男か、女かはまったく関係ない。彼女は、早稲田大学第一文学部を出て、日本で仕事をし、そしてニューヨークの大学院で学位を取りその後、現地で仕事をし、それから医学部に入った。当然18歳ではないし、二浪はダメ、三浪はダメなんていう言葉を口にすることすら恥ずかしい。性別や年齢などまったく関係ない。それをやり遂げる能力と熱意の結果が今の姿ということだし、外国人、女、18歳ではないなど関係なく、試験に通れば受け入れているところに、まさに世界で最も有名な大学であり続ける理由がある。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl

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