「アベノミクス」の本質

 
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 購読新聞というホテル・カリフォルニア効果。もっと社会学的に言うと、マルチプル・リアリティということになる。アルフレッド・シュッツだ。

   『毎日』は、麻生のいう典型的「新聞」であり、国会前で「安倍ヤメロー」と叫ぶ団塊のジイサンたちや、戸山キャンパススロープに、夕刻、バックパックで、半世紀以上前とまったく同じ姿格好で、こそこそやってきて看板を立ているオジサン、オバサンと似ている。

 『日経』は、52%だと報じている(笑)。企業経営者、会社員、就活学生、みな目先のことしか見えない憐れな人たち、あるいはそういう憐れ人を出汁にして狡猾に目先の利益を得てさっさと遁ずらしようと思っている経営者たち、みな安倍晋三を頼りにしている。景気維持の伝道師として。
 
 この2紙の差について、それぞれ理論値との適合度の検定をめぐる教材ができる(笑)。

 しかしながら、日銀が買い支えている国債、かつてほぼ9割を日本の企業と日本人が所有していたが、今や総額の4割超を日本銀行が買い支えている。印刷された紙を別様に印刷した紙で買って、市場を貨幣でジャブジャブにしている。これがアベノミクスの本質だ〔森 元孝『未来社会学 序説』(東信堂 2018年)140頁〕。

 期待する年率2%の物価上昇率、今はありえないだろうが、数年後には年率20%くらいになって返ってきて、日本人の多くは、資産を失う。地震もあろう。金持ちは、資産を海外に避難させ、とどまりを知らぬところまで流出していくだろう。グローバル化を身を持って知ることになる。

 朝鮮人民共和国は、首脳会談をそのときまで延ばすことも考えているだろうし、中華人民共和国は、そのときまで対米対決のため、笑顔で接してくれるだろう。

「ホテル・カリフォルニア」の解説
 http://www.magictrain.biz/wp/blog/2010/06/18/%E3%83%9B%E3%83%86%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%8B%E3%82%A2%EF%BC%88%E6%AD%8C%E8%A9%9E%E5%92%8C%E8%A8%B3%E3%81%A8%E6%84%8F%E5%91%B3%EF%BC%89%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%82%B0/
 
 

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