あけましておめでとうございます

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 今年は、教員になって25年目。
 実にたくさんの若い希望に満ちた学生たちと接触があることは、たいへんな幸せであり続けています。ゼミや卒論で知り合った若い彼ら彼女らが、それぞれのいろいろな仕事場で活躍をしているのを知ると、それは嬉しいことだと思います。ただし、私の勤めるのは、本当に大きな学校、接する若い人も、あまりに多過ぎて、時にそのいい加減さに、我慢も忍耐を超え、絶縁した人たちも少なからずあるのはたしかなのですが・・・。きっと学校とは、そういうものなのなのかと、残念だが仕方がない。

 文化構想学部という新しい学部になっても5年が過ぎました。この学部もゼミも今春から4期目に入ります。時の経つのは実に早いもの。さて、新しい学部になったからか学生の進路傾向に差異が生じたのか、本当に驚いたことのひとつは、「公務員になりたい」、それはそれでよい。しかしながら、そのために臆面もなく大学2年生頃から何十万円も出して予備校に通っている学生をしばしば目にすること。これには唖然とする。世の中とはそんなものか! 学生の家庭は豊かになったということか? いや、何と、つまんない学生生活なのだろう! と思いつつ、学問やそもそもカリキュラムなんて、こういう人には必要ないなぁと思ったりします。その費用を出す親にも驚きだが、二十歳すぎても塾、予備校がないと生きていけないという、その弱さに驚く!

 大学界隈、かつては喫茶店、飯し屋、雀荘だったところが公務員予備校となって、大げさに言えば乱立状態。授業の合間に公務員予備校か? 公務員予備校の合間に授業か? 大学とは何するところか?と驚く限りである。

 そういう意味では、大いに歓迎、大いに絶縁の1年となることであろう。人生のための、成功のための予備校などない。若い人にあるのは工夫と勇気だけである。

 さて、本日元旦のさる朝刊は、産学の癒着をトップで報じていました。この10数年、大学にどれだけ外部資金を持ってくるかが、大学教員のランク付けとなっていき、私などはその番付で言えば、顕微鏡で見なければならないところにあるひとり。大学で研究をするのに、そんなに金がいるのか? それは今もわからないが・・・。この10年、大学は、私が知っていた大学とはずいぶん違うそれになってしまった。どこもかも。

 今年は、今までになく体力を鍛え上げ、毒舌は猛毒とともにを心がけ、おかしいことは、おかしい!と言って行動していく年としよう。

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