冬合宿

 今回の合宿は、2年半ぶりに鴨川セミナーハウスで行った。晴天に恵まれ、勉強した成果報告もよかったが、学生たちはよく体を動かすことができたし、初めて鴨川シーワールドを訪れることになった。

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ハイエクに学ぶ

 最近、新聞、経済誌に「ハイエクに学ぶ」という記事が目につく。私は、2006年に『フリードリヒ・フォン・ハイエクのウィーン』という本を出した。現在の、ヨーロッパ危機を見れば、ユーロが失敗であったこと。とりわけ、強い秩序だった経済のドイツ、フランスと、EU拡大でどんどん入ってきた国々の放漫経済との混合で、サブプライムローンの場合と同じよう…

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アドヴェント

 オンデマンド講義で「都市ウィーン」(ヨーロッパ・地中海・イスラーム文化研究2 -中欧世界とその歴史 )というのを講じている。今年度は、過去最大の受講者で、3,4年生限定にもかかわらず、260人を超えている。受講者から、卒業前に是非ウィーンへ行くとレビューをたくさんもらっている。  ちょうどAdventszeit、クリスマス前の待降節…

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大阪W選挙

 私は、大阪生まれである。今も月1度くらいは新幹線、飛行機で行くが、素通りに近い。W選挙の結果について、さる政治学者は、「どこかで議会制民主主義を超える危うさを感じる」、さる新聞も「国政の第3極に」と書いている。  負けた側、民主、自民、共産にまで支援されても敗北というのは、そこまで支援しようとする構造に、もう既成政党が、「政党」の体…

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Promotion

 大学3年生のとき、ウィーンから留学してきた学生と親しくなった。Dissertation 博士論文を仕上げるために、日本でフィールドワークをしていた。当時のドイツ語圏の大学は、日本のような学士、修士、博士というようなシステムではなかったので、博士号を取得することが大学修了と同義であった。そんなこともあり、その勉学への熱心さには驚愕した。…

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11月定例会

 4年生は、ゼミ論文の仕上げに入り、籠もり気味。3年生は、「就活」なるイヴェントを前に元気をつけるために、ゼミを少し早く切り上げて飲み会となりました。

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10月定例会

 秋学期が始まり最初の定例会。この春から、インターンをお願いしている起業家となった昔の卒業生を交えての飲み会となった。

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東京都知事ならびに日本の政治(家)についてのイメージ調査

 3年目、5回目の調査結果の一次集計がまとまりました。あと1回、最終調査を行い、一連の調査についてと、ここ10年おこなってきた諸調査をまとめて本にする準備に入りました。日本社会は、これからどうなっていくか? http://www.f.waseda.jp/wienmoto/Japanese/Study/General/researc…

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日本社会学会大会

 第84回日本社会学会大会が、関西大学で開催された。社会学に積極的かどうかというと、そうではないところが多いが、今回は、司会をすることもあり、前週の沖縄ドライブもその予習というところがあった。久しぶりに懐かしい顔にも会えたことと、若い研究者たちのまじめな仕事にたくさん学んだ。  夏もそろそろ終わりであり、来週から秋学期が始まる。 …

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辺野古へ

 社会科学は、つねにセオリーとフィールド、この両方と関わっている必要がある。私は、「行動が先にあった」を理想としたい。9月に予定していたドイツ、ケルンでの会議が、いろいろな理由で流れてしまい、ずいぶん前から予定していたスケジュールがぽっかり空いたということもあったが、家族旅行という年格好の家族でもなくなってしまったのと、family m…

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黒板、教室、紙

 8月後半は、長らく準備してきた「社会システム論」の講義をフルオンデマンド化15回分撮影収録作業のため、ほぼ毎日、カメラの前でしゃべっていた。すでに「ヨーロッパ・地中海・イスラーム文化研究2(中欧世界とその歴史) 」をフルオンデマンド化して昨年、一昨年と稼働させてきた。受講者数200人。この題材が、都市ウィーンのビジュアルデータを軸に構…

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博士号学位請求論文

 今年の夏の前半は、提出された博士号学位請求論文を徹底精読することに費やした。この論文は64万語という、あまり例のない大作であった。ちなみに、私のものは88万語であった(だから今がある)。さて、3週間細かくノートを取りながら、読みとおし、まとめた長文覚書の結語は以下のとおりである。 「本学位請求論文は、修士論文の延長上に結実し…

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7月定例会

 今月は、ゼミ途中から電気が消えてHappy birthday to me ということになった。これは不覚であった。これも授業の一部である。90分授業、セメスター15回厳守とは、こういうものも含んでいる。そののち、しゃぶしゃぶパーティとなった。

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Stuttgart 21

 5月、ドイツ、バーデンビュッテンベルク州で、初めて緑の党の州首相が生まれた。福島第一原子力発電所の大事故の影響があったのはたしかであろうが、昨年秋以来、州都であるシュツットガルト駅の大規模建て替え工事への反対運動が実はもっと影響していると私は考えている。ウィーンからパリまで予定されている高速新幹線の途中駅シュツットガルト。ヨーロッパの…

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「こころの玉手箱 3冊の経済原書 母の愛情に涙」を読んで (再掲)

 『日本経済新聞』2009年9月15日夕刊文化欄に、商工組合中央金庫社長関哲夫氏の標記タイトル文章が載っていた。そのまま画像貼付は新聞記事の著作権許諾が必要であり不可なので、一部引用させてもらうと、「50年近く前、経済学の名著であるドーフマン、サミュエルソン、ソローの<線形計画と経済分析>の原書を手にしたときの興奮は今も忘れられない。大…

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こんなこともあった!

 「<エリート>「公務員」が社会や政治をよりよくしていくことはたいへん難しいであろうと、私は確信している」などと、書いたところ反論をいただいた。「そういう仕事をしていて、本当に、今までひとりとしてそういう<公務員>と出会ったことはないのか?」と問われた。  私の趣旨は、今のように文科省に強く指示されて15回目一杯授業を詰め込むカリキュ…

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「目指せ! 「在野精神」あふれる国家公務員!」は、本当か?

 『早稲田ウィークリー』という早稲田大学学生部が発行する学生向け週刊広報紙というのがある。そのバックナンバーをたどっていくと、上の標語のような言葉を目にすることができる。http://www.waseda.jp/student/weekly/contents/2007a/132a.html 第一文学部・第二文学部を廃止改編して、文…

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『アルフレート・シュッツのウィーン』への文献指示

 雑誌『思想』7月号(岩波書店)に掲載されている小山裕氏の「ドイツ社会学における自由主義的思考」という論文。新聞の広告を見ていて、こういう研究をやっている人がいるのだと思い、実に久しぶりにこの雑誌を購入した。たいへん光栄なことに、最後に私の『アルフレート・シュッツのウィーン』の指示まで出ていた。  社会学が、社会とは何か、何であるはず…

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私の著書

 これまで著書を6冊書いてきた。どれも新聞や専門雑誌に格別の書評をいただいてきたのだが、専門書すぎてか、そもそもの才能がないからか売れない。7冊目の原稿もあるのだが、紙媒体がよいのかどうか、ふと躊躇われる世の中になってしまった気がする。

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ゼミ夏合宿

 文化構想学部創設3年目、3度目の春学期夏の合宿を軽井沢セミナーハウスで行いました。5月から準備してきた課題報告は充実したものであった。少し寒かったが天候にめぐまれ、BBQ、サイクリング、スポーツなど予定したメニューをこなし、3,4年生の親睦も大いに深まり、楽しい楽しい2泊3日であった。

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6月定例会2

 ちょっとやり過ぎの気もするが、そして就職戦線、昨年度よりも採用割合増加により門が広がっているとは言え、4年生はストレス続き、3年生は合宿前のプレゼンテーション準備で追われ息抜きが必要。ということで、もんじゃ焼き、お好み焼きパーティとなりました。

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6月定例会

 今月末の合宿準備のグループワークを終わらせたのち、今月は韓国焼き肉屋さんで定例会となりました。よく食べ、よく飲み、楽しいひとときでした。

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5月定例会

 授業開始が5月6日となり、今年度初回ゼミが12日。新しいメンバーを迎え、新しいテーマで、夏までがんばる。そのためには、まず懇親をということで、今年度最初の定例会となった。

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フェアウェル定例会

 卒業式は中止となったが、各自卒業証書を事務所で事務的に受け取ったのち、4年生最後のゼミ定例会を開いた。4年生全員が顔をそろえることができたし、3年生も多数参加して、楽しいひとときを過ごすことができた。これまで大きな学科・専修にいたので、卒業式のちホテルで立食パーティというのがいつものパタンであった。1度だけ、1988年、飲み屋で実習ゼ…

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文学学術院創設120周年記念行事の記録 

 10月に行われた文学学術院創設120周年の記念行事、その記録が、冊子となって配布された。冊子といっても、130ページを超える立派な本であり、たいへん丁寧な体裁に仕上がっており、編集にあたられた先生方にはご苦労であったのであろうと想像している。  「<東アジア>とは何か?」というテーマに、専門違い、場違いのようではあったが議論に参加さ…

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卒業式

 震災のため勤め先の大学の卒業式、入学式が中止となり、新学期も5月からとなった。新設なって移籍した文化構想学部からの初めての卒業生ということもあり、彼ら彼女らを世に送り出す日を一番心待ちにしていたのは、実は私だったのかもしれない。このブログを過去に遡ればあるとおり社会学専修という大きな集団で年次進行性のカリキュラムを取っていたところでは…

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就職氷河期と無縁社会

 この二つの言葉が、テレビ、新聞に出ない日はない。これらの現象が、本当に報道されるように一般的事象であれば、それはそれで大いに考えねばならない問題である。しかしながら、社会そのものの問題か、あるいは取材対象に選ばれた、ある個別の事象なのか? 果たして「社会」に一般的に通底している問題なのか、あるいはそういう「社会」に特徴的な「個人」に内…

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東京都知事選挙、ならびに日本の政治に関するイメージ調査 第四次パネル 第一次集計速報

 先月末に実施した標記の調査結果の集計速報です。ちょうど名古屋市長選挙、愛知県知事選挙、名古屋市議会解散住民投票の結果が出たところであり、一部公表することとしました。 http://www.f.waseda.jp/wienmoto/Japanese/Study/General/research01.html

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森ゼミ 新年顔見せ大興業会

 3年生たちにより、冬合宿のプロシーディングスが完成したこと、4年生がゼミ論文をまとめ、相互に批評を出し合い、ひとまとまりついたこと、そして4月から新たにゼミに入ってくる新3年生(現2年生)が決定したことなどから、3学年に拡大して、顔見せ新年会を開催した。貸し切り立食形式も、このゼミ発足後初めてであったが、そのせいもあってか楽しいひとと…

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謹賀新年 2011年

 昨年は、ひとつやり残した仕事がある。齢重ねに加速度がついていることを感じ、かついつまでも才智には遠いと思う年の暮れであった。だが、新年を迎え、このやり残しをやり遂げる1年と決めた

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ゼミ冬合宿(於 川奈セミナーハウス)

 文化構想学部社会構築論系発足2年目4度目の合宿。テーマは、「フォーディズムとトヨティズム -過去・現在・未来」、そして「『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を厳密に解釈し展開する」であった。4年生は、ゼミ論文提出翌日でありながら、疲れを知らず、3年生のグループ報告への意見・質問は活発、慰労会はハイテンション。二日酔いもものと…

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1987年組の同窓会

 1987年は早稲田大学の教壇に立った年である。社会調査実習ゼミの調査対象は、池子米軍住宅建設反対運動であった。たいへん優秀で器用かつ体力も気力もある22人の学生たち、1300サンプルのアンケートと、72人の対象者をインタビューした。すでに23年が経ち、卒業後、社会の要衝で活躍している。毎年、どこかで飲み会ということになる。今年は、難し…

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ゼミ定例会 焼き肉飲み会

 今週は、『新中間大衆の時代』を徹底読むの2回目。何とかまとめて、日本の高度経済成長の流れが頭に入ったようなので、来週からのバブル以降の話に進むことができそう。一休みということで、いつものように定例会となりました。今回は、焼き肉食べ放題、飲み放題ということになりました。帰宅は、いつものように終電となりました。

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文学学術院創設120周年記念行事 (10月11日)

 たまたまか、なぜか不思議に思いつつ、記念行事でお話をさせてもらうことになった。テーマも「「東アジア」とは何か   共生のための地域形成への模索」という、私には異例中の異例。しかしながら、とりあえずは満足していただけたのかと・・・ ひと安心。 http://www.waseda.jp/bun/120/

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ゼミ 春学期打ち上げ

 授業にまじめな「早稲田大学」となり、夏休みはようやく7月末の末から始まる。合宿での報告も、ほぼプロシーディンスの原稿としてまとまり、新宿に出てビアガーデン。お疲れさま。そして、夏は、それぞれ大切な時間を・・・

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社会に出て強くなる

 1996年の卒業生からメールをもらった。ジャーナリスト志望だった彼女、それは果たせず、アメリカから上陸してきた有名証券会社に入社した。当時、日本は金融恐慌、よくできた卒業論文を書いたが、果たせなかった夢を思うと、他人のこととはいえ、多少の心配も感じた。年賀状だけの挨拶、卒業して15年近くなり、ずーと東京にいたが、早稲田には卒業後一度も…

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これは面白い!

 Axel Roch, Claude E. Shannon: Spielzeug, Leben und die geheime Geschichte seiner Theorie der Information, gegenstalt Verlag 2010.  ドイツのメディア研究者Axel Rochの博士論文。本の装丁も美…

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森ゼミ 夏合宿 軽井沢セミナーハウスにて

 文化構想学部社会構築論系森ゼミ 3、4年生そろっての夏合宿を軽井沢セミナーハウスにて行いました。テーマは、「環境社会学の諸問題」、6月のプレ合宿以来の「水俣病研究を学ぶ」の続きと、「地球温暖化と京都議定書を分析する」をテーマに充実した報告と熱い議論。議論は、次週、早稲田に戻って持ち越しにもなりました。  せっかくの軽井沢セミナーハウ…

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「ミルクホール」正常化12周年

   毎年GWの頃になると自然に思い出すが、今年は12年ひとまわりである。6限授業があるとき、休み時間にここでパンを買い食べてから教室に行くことにしている。しかしながら、ずいぶん遠い昔の話となり、学生はもちろん知らないが、教員さえも知っている人が少なくなった。これを出汁によそ目に大学本部役職者をわたっていく人ばかりで、忌々しいが、私に…

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ゼミ 1991年組の飲み会

 第一文学部社会学専修の調査実習1991年組は、統一地方選挙を題材に調査地を練馬区に設定してアンケートとインタビュー調査を1年であわせて行った。 http://www.f.waseda.jp/wienmoto/Japanese/Histories/Html/researchsemi.html  この点でも、器用なゼミであり、たいへん…

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「社会学理論の回顧から展望へ」 コメント の コメント

 昨年10月、第82回日本社会学会大会が立教大学で開催された。そこでのシンポジウム「社会学理論の回顧と展望へ」は、富永健一先生の『思想としての社会学』新曜社 2008年という大著の出版がきっかけで催されたものである。討論者のひとりとしてコメントをさせていただいた。コメントは、このブログ10月13日に添付されているが、このコメントへのコメ…

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第一文学部社会学専修の謝恩会

 ほんのこの間、昨年の4年生を送り出したら、もう早くも昨日、卒業式が過ぎてしまった。第一文学部の4年生最後の年。文化構想学部に移籍をしたので、一文の学生諸氏とは、2年生の演習と、二つの講義だけの関係であったが、なかなかどうして想い出深い学生たちであった。  恵比寿の超高級ホテルでの謝恩会にも驚いたが、楽しく幸せそうな彼ら彼女らの顔は印…

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すべての始まりであった

 30年前、ちょうど今頃、オーストリア、ウィーンに「留学」をした。飛行機に乗るのも初めての、それはそれは「学」への接近遙か遠く、社会的・生物学的適応に苦労した1年余りであった。しかし、これが始まりであった。外国語上手になるのもそうだが、それ以前に、あまりに何も知らなさすぎる。これを克服せねば、「理論社会学」などやれるわけがない。そういう…

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ボルトの締め忘れ 心の穴

 先週1月29日夜、高校時代の陸上部OB会。卒業してもう35年を越える。400メートルリレーのバトンをもらっていた1年後輩から丁寧な招待状、1ヶ月も前から楽しみにしてJR切符を買い、金曜日夜の予定は全部調整をして、家を出て小田原から「ひかり」で行くのがよいと、行ったはよいが、午後4時、「14時xx分のこだま65?号は遅れます」というエン…

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オリンピック招致と東京都知事についてのイメージ調査 第二次パネル第一次集計速報 (報告書要旨・速報)

 昨年9月に公表したものに続くパネル調査の第二次結果。これをさらに2年継続をしていく。「ポスト・モダン」都市と「プロジェクト」の関係、そして「縮小化する日本社会」との関係は興味深い。 http://www.f.waseda.jp/wienmoto/Japanese/Study/General/research01.html

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