早稲田大学で学び巣立っていくということの意味

 画像 一晩かけて、ドイツの大学院へ留学したいという学生の推薦状を書いた。中国からの留学生だが、私の1年生基礎演習優秀者のひとりだった。習い学んだ日本語が、生まれて18年以上日本語にどっぷり使ってきたはずの日本人学生、たぶん甘えしかない日本人の学生を制するのだ。日本人は、日本人もやめたほうがよいのかもしれない。

 推薦状を書くにあたり、見せていただいた成績証、第二外国語フランス語、第三外国語ドイツ語、第四外国語スペイン語で、ラテン語も受講し、ほぼすべてA+ とA である。日本語も上手だが、英語も流暢だ。

 卒業研究や卒業論文は、成績証に指導教授名が印字されるようになって10年、留学先は、その素性学歴研究歴も調べてくることがある。推薦状はあればよいというものではなく、誰が書いているかも重要だ。ということもあり、よくできる学生ゆえに、卒業研究の面接の際に、「もっと勉強するんだろ。アメリカでもヨーロッパでも、俺のでよいなら、推薦状を書くよ」と言ったら、お願いしますと求めてきた。

 『○○新聞』のインターン落ちました、大学院へ行きたいんですが、どこかに誰かいい先生いませんか? 一部上場企業で、ブラックじゃない会社に行っている先輩を紹介してください・・・・なんてメールを送りつけてくる、褒められて育てられただけの日本の学生とは大いに違い、これこそ時々、遭遇する正真正銘の逞しい早稲田大学学生だ。

 豊富な科目、多様な教員のいる、この大学、履修プログラムを計算設計し、徹底的に利用してさらに飛躍している。俺のでよければ、何枚でも書いてあげる。推薦状とはそういうものだ。

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