自分の孤独死「心配」増加、50%に 朝日世論調査は言うが・・・

 画像
 朝日新聞の調査は、こう言うが・・・
 https://www.asahi.com/articles/DA3S13847156.html?iref=pc_ss_date

 医学者池上直巳は、こんなふうに的確に描いている。「日本人は医療に対して非現実な期待を抱いている。小津安二郎の『東京物語』のシーン、医師が看護師を連れて往診し『ご臨終です』と集まった家族に告ぐのは全くの虚構。亡くなる時は基本的にひとりであることを受け入れる社会にする必要がある」と(池上直巳『日本の医療と介護 ―歴史と構造、そして改革の方向性』日本経済新聞社 2017年、181頁)。

 これはそのとおりである。怪しげな家族団らん風景は、そういうときもあるということでしかない。「孤独」で「寂しい」は、何も悪いことではない。「淋しい」「悲しい」としたら、それはその人の内面が貧しいからである。内面貧しく、外面だけよくしている人は、温かい友もいるまい。「家族」ほど、「親」ほど、嫌なものはないというのも、実は普通のことだ。

 若いとき、「就活」「インターン」と外面だけで生きてきた人間は、心貧しく淋しいことになっていく。そういうことを斜に眺めて、昔からみなが知っている小説や詩と親しみ、たくさん映画を観て、音楽を聞いて、体を動かし、勝負事をして、夜を明かして友と語る時間がなかったとしたら、それは「偏差値」と「就活」に振り回された、外面だけの青年時代だったということだ。心して、今を過ごすべし。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

面白い 面白い