大学院の担当を勇退する

 画像「勇退」というと格好よいが、東京大学はじめ国立大学が大学院化したことにより、そこに流れていくということもあるが、また社会学というもののsociology ならぬ、その日本性。少しは変化させることができるかと、ウィーン、エルフルト、ワイマール、漢陽、京畿など各大学とジョイント・セミナーをしてきたが、現在の早稲田大学の宿命であろう。優秀な学生は、昔も今も企業に、そして海外の大学院で活躍する。それはそれで、何とも頼もしいことである。
 大学教員になって10年目、すなわち1997年から文学研究科社会学専攻で教えてきたたが、ちょうど15年が経過したということもある。そして上の理由大きく、ドイツ語、フランス語、理論思考、統計学、緻密な社会調査などはほど遠く、昔、アルバイトをしていた英語教室のようになってしまった今を思うと、あまりに学生数僅少ゆえの競争のない奇妙な空間。これでは人は育つまい。
 ということで、学部教育に、エネルギーのすべてを投入することとした。Old professors never die, but fade away ... ということで、このフロントは今年度をもって撤収することとし、能力あり、将来ある文化構想学部社会構築論系の学生諸君の教育に専念し、企業に、そして海外にたくさん送り出すことに専念することにした。社会学コース、バイバイ!

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