2国間関係を超える必要

 画像このブログ、2006年後半から2009年にかけて見ていただくとわかるが、International Study Programというプロジェクトで、早稲田大学、横浜国立大学、ドイツのエルフルト大学、バウハウス・ワイマール大学、韓国の漢陽大学、京畿大学の6校間で、各大学参加学生5名、合計30名で、4ヶ月ごとに各大学をまわり、それぞれの回、共同テーマを掲げてジョイントセミナーをやっていた。
 4ヶ月ごとに1週間強海外に出て、学生さんたちの相手を24時間やるのは相当疲れるのだが、結果として、参加した学生間に、今も強いつながりがあり、一緒にやった教員間にも強い関係がある。これは何にも代え難いものである。
 その時に一緒した、さる先生が、日本に興味がわいて、是非夏の終わり、訪問研究員で早稲田に居たいということで、ようこそとお迎えした。最後の週、訪問先への礼儀として、講演をするならわしであり、映像を織り込んだ講演をしていただいた。

 思い起こせば、このプロジェクトとの特徴は、日本と韓国、日本とドイツという、昔からある1対1関係の勉強の仕方を変えて、インターナショナル+1で、第三者の位置がつねにあるようにしたところにあった。トランスナショナルということかもしれない。

 この夏の、日本と韓国、日本と中国、一対一関係での膠着。そして政治家は、毅然とした態度で臨む。決断する政治だなどと言っているが、こうした19世紀に戻る、国境守備型の発想では生きていけない。それが駄目だったのが太平洋戦争だったということがわかっていないかのようである。

 今も、早稲田大学には、馬鹿だ大学の名残があって、ひとつのことだけに対処しようという生き方、学び方で生きていけると思っている教員と、それにただ付いていく学生が多い。それは楽だろうが、それでは早晩、行き止まりである。60歳を過ぎた、自分では大学教授で偉いとだけ思っている化石人間には、それでよいかもしれないが、若い学生諸君は、もっともっと間口を拡げて、いろいろなところに冒険に行く必要がある。

 ひとつのゼミに何時間も拘束されていないか考えてみたらよい。その先生は、そういう教育法しか頭にないのだ! どんだけ偉い先生か調べてみたらよい。大学教授とはいいながら、博士号を持っていない、著書がない、日本語以外の論文がないなんていう人は、たくさんいる。ただ、何かの僥倖で大学教授になったにすぎない。そんな人のために、あなたの貴重な青春の時間を潰すのか?

 あるいはひとつの飲みサークルだけで4年間過ごしたり、楽なだけで何の勉強にもならないアルバイトで小遣い稼ぎを4年続けたりしてないか? それは楽だろうが、20代前半は1度しかない。そして、受かったところでたいしたことはない公務員予備校に2年も通ってダブルスクールしてみたり、こういうのは、たいてい行動力と適応力を極度に失わせることになろう。すでに早老である。
 これからもっと厳しい世の中、世界になる可能性もある。重要なことは生きる力であり、そのために自ら編み出した工夫を身につけることができるかどうかである。

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